ナマステ上野キッチン
土日祝日限定でランチビュッフェをやっているインド料理店、『ナマステ上野キッチン』に行ってきました。
上野の浅草口から徒歩5分。
インドカレーが大好きなのに、いつもカレーを食べ終えてもナンやライスが余ってしまう私には自分で量を調整できるビュッフェはうれしいシステム。
期待に胸を膨らませ雨の中歩くこと5分。
こちらがナマステ上野キッチン。
なんとランチタイムは11時から17時までと、とても親切。
通し営業で17時からはディナーメニューが始まり、しかも土日祝のディナータイムはドリンク半額だそうです(瓶ビール除く)。
ランチビュッフェは890円と破格すぎるお値段。
ドキドキしながら傘をたたんでいると、キッチンの窓をあけて男性の店員さんが「いらっしゃい〜」と声をかけてくれました。
店員さん良い笑顔です。
この時はアイドルタイムだからか、キッチンとホールをお一人で回されていました。
16時20分という中途半端な時間に来たにもかかわらず、先客は6名も。隣の席には予約席のプレートが。
やっぱり人気なのかな?
17時までなら早めの夕食にもいいですね。
ビュッフェメニューは
⚪︎カレー3種類
⚪︎サラダ
⚪︎ライス
⚪︎プレーンナン
⚪︎ドリンク一杯
さっそくビュッフェ台にて盛りつけ。
カレーはダル、チキンとブロッコリー、パラクパニール。本日のスペシャルがチキンとブロッコリーと書いてあったので、あとの2つは固定メニューなのでしょうか。
ダルカレーはあっさりしたものが多い印象がありましたが、ここのダルはこってりめで味もしっかり主張していて、それもそのはずアサリが入っていました。
豆と貝の組み合わせはめずらしいです。
ダルがいちばん好みの味かも。
チキンもゴロゴロ入っていてブロッコリーは柔らかく食べやすい。
パラクパニールは優しめな味わい、もったり細かいほうれん草とチーズもちゃんと入っていて素晴らしい。
辛さはかなりマイルドですが、ホットスパイスも置いてあるので辛さ調整も自由自在。
1周目はマイルドで、2周目は辛口、3周目は激辛でと変えていくのも良いです。
最後の入店だからなのかナンは焼きたてを一枚提供してくださいました。一枚は食べきれずに、残した分はテイクアウトお願いして包んでもらいました。
とっても親切。
店員さんはにこにこ笑顔で気さくだしおなかいっぱい美味しいカレーを3種類も食べられて最高のカレーランチでした。
時間が遅かったけどお昼時は混んでいるのでしょうか。
また来たいと思えるお店でした。
ビリヤニハウス@小岩
インド料理に目覚めてから大好きになったビリヤニ。
近所では食べられるお店がなくて、スパイスを揃えてバスマティ米を買って何度か自作してみたものの、やはりお店で食べるほどには美味しくできず。
というわけでビリヤニ欲を満たすために行ってきました。
JR小岩駅から徒歩5分ほど。
カレーのランチセットが3種類と、ビリヤニセットがあります。
もちろんビリヤニを注文。
サラダとラッシーとライタとカレーが1種類ついてきて、カレーはたくさんの種類から選べて辛さも調整できるので小さい子でも甘口にすれば食べられますよ。
こちらサラダとラッシー。
ラッシーはお願いすれば別のドリンクに変えてくれるそうです。食後のコーヒーもいいですね。
そしてこちらがビリヤニ。
ボリュームが想像以上。
これで一人前です。
食べきれなかった分は持ち帰りさせてもらえるので、無理して完食しなくても大丈夫。
カレーはエビのカレーを甘口で。ミックスシーフードではないぷりっとしたエビで美味しい。
カレーももちろんですが、このビリヤニが本当に美味しくておいしくて、止まらない味なんです。
水分は少なくふわっとしていて、鼻に抜ける数々のスパイスの香りが食欲をそそります。
そのうえ辛みと塩気がしっかりとあってそのままで食べても美味しい。
ライタやカレーと混ぜて食べるとまた複雑に味の深みが増してえもいわれぬ美味しさ。
聞きなれない料理に抵抗がある人にも、ここのビリヤにはおすすめできます。
スパイスがまるごと入っているのでそれだけ注意してください。息子はカルダモンを食べてしまい苦い顔をしていました。
ランチタイムでも夜の単品メニューを注文できたので、子供も好きなサモサを追加。2個で400円。
ケチャップを入れるカップがなぜかお酒の大関のおちょこでした。
こういうざっくり感も好きです。
サモサの中身はスタンダードなじゃがいもやグリンピースで皮もサックサクで美味しかった。
結構スパイスきいてて辛かったはずなのに、息子は「辛いけどおいしいから食べる!」といってラッシーで辛さを中和しつつ完食していました。
夜のメニューだからお酒に合うように濃い目の味付けだったのかも。
インドの映画館ではサモサがおなじみのスナックだそうです。
ちなみにランチのソフトドリンクはすべて100円。
別の席のマダム2人組は食後にチャイを追加しておしゃべりに花を咲かせていました。
スパイスに満たされておなかもいっぱい。
店員さんもにこにこしていてやさしい接客態度。良いお店なのでぜひ繁盛してほしいです。
トルコ料理『ザクロ』@日暮里
日暮里から歩いて3分、谷中銀座手前にあるトルコ・イラン・ウズベキスタン料理の『ザクロ』に行ってきました。
雨の平日昼間でもそこそこ人が多いです。
外国人観光客の方もちらほら。
日暮里駅から徒歩3分ほど、階段をおりてすぐ右手にお店はあります。
看板が目を引くのでわかりやすいです。
11時の開店ちょうどに一番乗りで伺いました。
店内はトルコランプがぎっしり吊り下げられていてエキゾチックな雰囲気。
壁もキラキラのタイル装飾。
色とりどりのランプが華やかで可愛い。
シーシャ(水たばこ)も置いてありました。
こんな風に床のざぶとんに座って、平たい石版のようなテーブルで食事をいただきます。
圧巻の天井。
店内はどこをとっても写真映えする装飾ばかりです。
大きならくだの置物も。
乗って写真撮影もできるようです。
実はこちらのザクロ、テレビでも紹介されるようなマシンガントーク名物店長さんがいらっしゃるとのことで。
店長さんのトークをお目当てに来てみたのですが、この日はあいにく店長さんはお休みのようでお会いすることはできませんでした。
ランチメニューはおまかせコース食べ放題の『幸せランチ』、1080円。
ビュッフェ台があるわけではなく、店員さんが大皿料理から取り分ける形式。
食べられないものは取らなくていいし量も調整出来るので少食さんや好き嫌いがある方でも安心です。
最初に提供されるイラン産の紅茶。
ティーパック入りなので好みの濃さで取り出さないとどんどん濃くなるので注意。
最初はサラダ。1スクープ分のポテトサラダと普通のグリーンサラダです。
こちらが基本のセットで、
○長粒米
○プレーンナン
○ピクルス、オリーブ、ハラペーニョ
○スープ
○じゃがいもとチキンの煮込み
○豆の煮込み(写真なし)
必ず出されるメニューのよう。
たくさん食べられない人はあらかじめ店員さんに少なめに盛ってもらえるように伝えておいた方がいいです。
隣にいたカップルさんは大きいナンがまるまる1枚とすべてのメニューがモリモリで来てしまい食べきれずに残されていたので・・
本当にボリュームがすごいです。
スープは酸味があってキャベツと鳥皮が浮いています。ラッサムに似ていてとっても好み。
豆の煮込みとチキンの煮込みはほぼカレー。
辛味はありませんがサラサラしてスパイスの風味がよく長粒米と合います。
辛いものが好きならハラペーニョと一緒に食べると口の中でまざりあって美味です。
お次は茄子のグラタン。
トルコ料理ってあまり食べたことがなくて、どんなものかとほんの少し心配なところもあったのですが、全体的にやさしい味付けで食べやすく、こどもの好きなものもたくさんあってよかったです。
幼稚園児の息子もぱくぱく。
こちらの手に持っているものはローズレモン?のシャーベット。
さわやかなレモンとふんわりしたローズの香りに、トッピングされたドライイチジクが美味しい!
どんどん提供されるお料理にテーブルの上を整理したり、こどもがぽろぽろ食べこぼすのを世話するのに忙しくてこの後は全然写真を撮れませんでした・・・
ほかに食べたものはこんなかんじ。
(正式名称は不明)
⚪︎なすの炒めもの(オイルのこってり感がすごい。辛くない)
⚪︎ウインナーの炒めもの(野菜入り。家庭料理っぽい)
⚪︎マトン入りピラフ(マトンは少し。くさみなし)
⚪︎クリスピーピザ?(ひとくちサイズ)
⚪︎チョコ巻き(ひとくちサイズ)
⚪︎ウインナー巻き(ひとくちサイズ)
⚪︎甘い揚げじゃがいも(これはちょっと謎な味。かたい)
⚪︎チュロス(はちみつがけ。甘め)
全体的に炭水化物多めな印象です。
ケバブとかトルコアイスをイメージしていましたが、辛さやスパイシーさなどのパンチのきいたものを想像していくと肩すかしかも。
ちなみに幼稚園児は無料でした。
半分ほどは名物店長に会うのが目的だったので、いらっしゃるときにまた来てみたいなと思いました。
とにかく満腹。ごちそうさまでした。
店内のクッションカバーや帽子。
クッションカバー1枚1080円。
こんなに可愛いのにいいんでしょうか。
道の並びには 内装が素晴らしいと有名なインド料理店『ダージリン』も。
ここもいつか行ってみたいお店です。
谷中銀座も歩いてみたいし、暖かく晴れた日にまた日暮里散策に来ようと思います。
御徒町アーンドラキッチン
南インド料理のパイオニア的存在、アーンドラキッチンに行ってきました。
開店とほぼ同時に到着です。
看板の手書きメニューがなんとも味があって素敵。
店内は相席制らしく、他の席が空いていても4人席に詰めて座らされるようです。
私は一ヶ所だけある1人がけの席に座れました、相席苦手だから早めに来ておいて良かったです。
こちらがランチメニュー。
もちろんミールスをチョイス。
カレーを何種類も食べられるのってうれしいですね。
10分ほど待ってサーブされたこちら、ランチミールス。
パパドがライスに立てかけてあって見えませんが、ちゃんとバスマティライスが盛ってあります。
サンバル、ラッサム、インゲンのポリヤル、豆カレー、マトンカレー、チキンカレー、そしてレモンのピクルス。
ここのマトンカレーはまったくくさみがなくて柔らかとろとろですごく美味しかったです。
チキンもごろごろ入っていてクリーミー。
サンバルは野菜がたくさん入っています。
ラッサムはかなり酸味が強くて好みの味付け。
ラッサムとサンバルとライスはおかわりOKという素晴らしいサービス。
総じて味がハッキリしていて、(しょっぱいとか辛いではなくて)ちゃんと主張のある一皿でした。
いやもう本当に大満足です。好きです。
人気店なのがうなずけます、きっとまた来たくなると思うな。
かなりボリュームがあったのに気づけば完食してしまいました。
食べすぎるとお腹が痛くなるのでチャパティは残そうかなと思ったんですが、カレーを付けずにそのまま食べても美味しくて。
レモンのピクルスもかなり酸っぱいのですがアクセントになってとても良い。
素晴らしいランチタイムでした。
上野公園はもう桜が咲き始めていました。
春が待ち遠しいです。
ヴェヌスサウスインディアンダイニング御徒町店
御徒町のヴェヌスサウスインディアンダイニングに行ってきました。
インド料理に目覚めてから食べ歩きがますます楽しいです。
未知の料理、新しい味との出会いが新鮮。
上野から歩くと少しかかりますが、アメ横を通ると楽しくて時間を忘れますね。
平日午前でもそこそこの人出。
並ばなくて済むように食べログで高評価な人気店に行くときはできるだけ開店時間までに着くようにしています。
こちらのヴェヌスサウスインディアンダイニングはちょっと早めの11時オープン。
朝ごはんは抜いてきたのでちょうどいいです。
11:10に到着して先客はなし。
メニューはこんな感じです。
A〜Cセットとドーサセット、カレーライス。
たくさんのカレーを食べたいので、もちろん5種類のカレーがいただけるCセットにします。
ちなみにAセットはベジタブルカレーのセット、Bセットは肉入りカレーのセットでした。
そしてなんとここのランチの嬉しいポイントは、A〜Cセットのパンはナン、プーリ、チャパティ、ドーサから選べること。
ナンももちろん大好きですが、プーリとドーサをランチで食べられるお店はあまり近くになくて。
プーリも美味しくて大好きなのでかなり悩みましたが、ボリュームを考えると揚げてあるプーリは食べきれないかもと思いドーサに決めました。
人生で2度目のドーサです。
注文して数分でサーブされたCセットがこちら。
5種のカレーはとっても豪華。
ドーサがテーブルからはみ出しています。
サラダ、ほぼ固形の野菜カレー、オクラのココナッツミルクカレー、ラッサム、チキンカレー、マトンカレー、キーマカレー、揚げ物、デザート。
お米は普通の日本米でしょうか。
こんなに豪華なのにたったの1000円だなんて、コスパが良すぎて申し訳なくなるくらいです。
野菜カレーとラッサム。
左のカレーは水分がほとんどなく、ごろごろ野菜のカレー和えという感じで優しい甘口。
オクラのカレーはまろやかながら辛味と酸味が効いています。
ラッサムはあまり食べ慣れてないけれど、そのまま飲んだりカレーと混ぜたりして食べました。
もともと南インド料理ってお皿の上で色んなものをまぜまぜして食べるんですよね。
店員さんからは何の説明もなかったので好きなように食べましたが。
美味しいですね。
スパイスのおいしさをまだうまく表現できなくて凡庸な感想です申し訳ないのですが、味わい深いスパイシーさで美味しい。
ノンベジカレーはどれもごろごろお肉が入っていて食べ応え抜群なのですが、味もかなりパンチがきいています。
特にマトン。
正直マトン慣れしていない私のような初心者には、少しくせが強いかも。
逆に言えばマトン好きにはたまらない肉の風味と旨味なのでしょう。
キーマも何のお肉かわからなかったのですが、今まで食べたキーマカレーの中で一番においの強いお肉の味…これもマトンの挽肉なのかも。
チキンカレーは一番マイルドでした。
食後のドリンクはラッシーかチャイを選べます。
私はチャイを。
熱々過ぎてコップが持てないくらい。
このチャイがすっごく濃くて美味しかったです。
デザートの甘いドーナツのシロップがけにとっても合います。
お皿の左側の丸い茶色い物体がデザートです。
ひとくち食べたら甘過ぎてちょっと受け付けなかったんですけど、チャイと一緒にいただくとぴったりでした。
これはセットでいただくものなんですね。
ライス少なめを頼んだものの完食後にはおなかいっぱいです。
これで1000円は本当にコスパ良すぎではないでしょうか。
再訪して次はプーリにしたいと思います。
上野国立西洋美術館『北斎とジャポニスム』展
国立西洋美術館の特別展、『北斎とジャポニスム』に行ってきました。
最終日の日曜日、どれだけ混むだろうとドキドキしながら到着。
なんと、チケット売り場も入場もそれぞれ20分待ち。
寒空のしとしと降る雨の中、待ち続けること数分。建物内で列に並び待つこと十数分。
並ぶのが苦手なので途中何度ももう諦めようかと思いました。
やっぱり展示は会期の早めに行くべきですね。
国立西洋美術館おなじみのフォトスポット。
やっと入場はできたものの、室内の混雑がものすごくて。
人が多過ぎて展示品の前の列が全然動かないんです。
入場待ちで既に疲れていたので、見られそうなものからまわることに。
もちろん解説文などゆっくり読めるわけもなく。
綺麗だな、かっこいいなと思いつつもサクサク進みます。
北斎の絵を参考にして描かれたとされる西洋画のコーナー。
この子供の絵がとても子供らしくて、眠くて機嫌悪いときこんな感じだなあとしみじみと見入ってしまいました。
これ綺麗だったな。
本当に人が多すぎて作品名すらゆっくり見られません。
このお皿がすごく素敵でした。
もっとゆっくり見ていたかったな。
波モチーフの壺。
魅力的な作品たちだったのに、うっかり最終日に来てしまったばっかりに堪能し尽くすことができなくてとても心残りでした。
それでも北斎人気を肌で感じてなんだか嬉しかったですね。
外国人の方も多かったです。
これからは必ず会期中の早めの時期、早めの時間帯で来るように固く心に誓った良い経験となりました。
表参道『LUKE'S』ロブスターサンド
表参道に用事があったので、ロブスターサンドのお店『LUKE'S』に立ち寄りました。
立ち寄るといっても行列に並んで待つこと20分。
さすがの有名店です。
店舗前にて。外国人の方も多かったですね。
購入すると店員さんが食べてるところをチェキで撮ってその場で写真をくれるサービスがありました。
撮影係りのお兄さんは列の整理も兼ねていて忙しそうで、声をかけてもなかなかきてくれなかったので…
私たちは子供たち待ちくたびれてお腹すかせてるし寒いしで撮影を待たずに食べてしまいました。
こちら列の並び。
椅子もなければ屋根もないです。雨の日はきっと過酷。
晴れの日で本当に良かったです。
こちらがロブスターサンド普通サイズとクラブサンド。
美味しそう。
美味しそう、と思いますよね。
いや、実際に美味しかったんですけど。
予想外にもなんと、具が冷たい。
パンは軽くトーストしてあるのかほんのり温かいし、溶かしバターもかかっているのですが、いかんせん、肝心の具材が冷たい。
ロブスターも蟹もプリプリでバターもじゅわり、なのに冷たい。
なんかすごくもったいない。
混みすぎて急いで作ったからたまたま今回冷たかっただけなのか、それともこれが通常の仕上がりなのかはわかりません。
ほかほかだったら感動の美味しさだったかもしれない。
寒空の下20分待って冷たいもの食べるのって切ない。
もし今度行く機会があれば「あつあつでお願いします!」と言ってみたいです。